人物交遊録          

   毛丹青氏(在日中国人作家)(事務所だより第11号・2008年盛夏号)

 1) 10冊の著書をもち、800万人のアクセスがあるブログをもつ、日本在住20年のバイリンガル作家が1962年北京生まれの毛丹青氏。そんな有名作家と中国語版『坂和的中国電影論』の出版について協議しながら楽しく食事したのは、私の行きつけのちゃんこ屋「神鷹」。
 08年3月19日のこの出会いをセットしてくれたのは、留学生の時から家族ぐるみのつき合いをしている山西省出身の女性郭小莉だ。人の出会いとは面白いもの。一目で互いの「個性的で濃いキャラ」を嗅ぎつけあい、書くことが大好きという共通点を持つ2人はたちまち大の親友に。
 2) そんな毛氏の紹介で出席したのが、08年4月2日に開催された「中国の人気作家蘇童が行く関西の旅 歓迎座談会」。その懇親会で私は弁護士稼業との2足のわらじをはく映画評論家として紹介され、『シネマ5』が配布されることに。
 その結果、蘇童氏との2ショットや女優田原さんとの2ショットが実現するとともに、たくさんの新たな友人が生まれることになった。
 3) ヒット作を連発している毛氏の狙いは、女優との対談など、売れる本にするためにいかなる仕掛けをするかということ。月に1度開催されているたこ焼き屋「にいたか」での「お茶会」などで、その戦略と戦術をじっくりと検討。毛氏は「僕が等身大の日本人と触れ合った感動を、多くの中国人と分かち合いたい」と語っていたが、そんな思いは私も全く同じ。
4) と言ってる間に早々と、上海での出版社との顔合わせを兼ねた打合せと「毛丹青vs坂和章平の対談」の企画が浮上し、遂に8月22〜24日の上海行きが決定した。中国語の本の出版のためには本格的な通訳と翻訳者が必要だから、東京から駆けつけてくれるその先生とは上海で合流することに。その時期はまだ北京オリンピックの開催中だから、いろいろと大変だろうが、精一杯情報収集をし、出版の方向性を見極めたい。
5) 毛丹青氏とのこんな交遊を大切にして、私なりの日中友好と日中交流を広げ深めていく中で、中国語版『坂和的中国電影論』の出版を近い将来必ず実現したいものだ。

  

  
      蘇童氏との2ショット       女優の田原さんとの2ショットに大感激!