[3日目]・・・2013年8月11日(日)
                                      写真3ー①~63

1 起床(5:45)、温泉入浴

2 ホテル知床のレストランにて朝食(6:20~7:00)、荷物整理(7:00~)

3 ロビーに集合(7:40)、出発(7:50)
                  バス移動(7:50~8:00)
4 知床半島クルーズ(硫黄山コース)(8:20~9:20)(写真3ー①~⑫)
 (1)ホテル知床から、知床半島クルーズが出航するウトロ港までは、バスで約10分。世
   界自然遺産の知床半島(の北側)を海から観光するクルージングのコースはいろいろ
   ある。
 (2)冬場(1月下旬~4月中旬)には流氷クルージングがある他、夏場(4月中旬~11月
   中旬)にはゴジラ岩観光硫黄山コース(約60分)、ヒグマウォッチングコース(約2時
   間)、知床岬コース(約3時間)がある。私たちは、約1時間の硫黄山コースの船(プレ
   ジャー・ボート)に乗船(写真3ー①②)。
 (3)船から見学したのは下記の地図にあるとおり、乙女の涙(フレペの滝)、男の涙、
    湯の華の滝(写真3ー③)、象岩、クンネポール(写真3ー④)、オーバーハング(写
    真3ー⑤)、コケシ岩(写真3ー⑥)、ワシの鼻(写真3ー⑦)、カムイワッカの滝(写真
    3ー⑧⑨)、硫黄の滝(写真3ー⑩)など。そして、硫黄の滝を折り返し点として戻るこ
    とに。
                           記
 
 (4)当日の気温は20℃を少し超えたくらいだったが、客室から外に出ると涼しいというよ
   り寒い感じ。波しぶきを立てて走る船の上からの観光は爽快だ。大阪はさぞかし暑い
   だろうと想像しながら、知床クルーズでは世界自然遺産の数々をタップリ見学するとと
   もに、涼しさを満喫。 
 (5)ゴジラ岩はウトロ港のクルーザー乗り場からバス停に歩く途中にあったので、その前
   で写真撮影(写真3ー⑫)。ちなみに、どうやらこの時にシャツの胸ポケットに入れてい
   たメガネを落してしまったらしい。軽くて使いやすく、気に入っていたのに実に残念! 
                  バス移動(9:30~9:55)
5 知床峠見学(9:55~10:00)(写真3ー⑬)
 (1)知床半島を南北に結ぶ道路が、知床横断道路。そして、標高736mの知床峠は、
   ウトロと羅臼(らうす)を結ぶその知床横断道路のほぼ中間地点にある。知床自然セ
   ンターから、知床峠までは約11kmだ。
 (2)快晴の日には、ここ知床峠から歯舞(はぼまい)群島、色丹(しこたん)島、国後(くな
   しり)島、択捉(えとろふ)島の「北方四島」が見えるらしい。しかし、あいにく今日は雨
   もようのため、峠の看板の前の写真撮影のみ(写真3ー⑬)。
                  バス移動(10:00~10:20)
6 オシンコシンの滝見学(10:20~10:50)(写真3ー⑭~⑯)
 (1)バスは昨日通ったウトロの海岸沿いを西に向かって走り、オシンコシンの滝の見学
   へ。その途中、この「知床観光道路」では昨日車窓から見た三角岩、オロンコ岩、カメ
   岩などを再度右手に見ながら進行。そして、オシンコシンの滝を見学するため下車。
 (2)オシンコシンの滝は和歌山にある那智の滝ほどの壮大さはないが、それなりに壮大
   なもの。「オシンコシン」と聞いて、私は思わず昔のテレビドラマの『おしん』を思い出し
   たが、この名前はアイヌ語で「エゾマツの群生するところ」というものだ。
7 知床を離れ、阿寒方面へバス移動(10:50~12:10)
    斜里町を西に向かい、そのままオホーツク海を右手に見ながら進めば、昨日の網
   走方面に行くことになる。しかし今日は、途中で国道391号を左折して南方面に向か
   い、斜里岳道立自然公園の中を通って川湯、摩周方面へ。その間1時間20分。
8 硫黄山見学(12:10~12:35)(写真3ー⑰⑱)
 (1)今日のメインは摩周湖の見学と思っていたが、バスはその前に硫黄山見学のため
   硫黄山へ。硫黄山はガイドブックには書かれていなかったが、標高1563mの硫黄の
   山。したがって、近づくと硫黄のにおいがするし、黄色い硫黄の上にはもくもくと白い
   煙が立ち込めていた。
 (2)硫黄山と聞けば、すぐに太平洋戦争の激戦地である「硫黄島」を思い浮かべるが、こ
   こ硫黄山の山すそはかなり広いから、硫黄島を舞台とした戦争モノのロケ地としても
   使えそうだ。
 (3)ちなみに硫黄山のすぐ近くに川湯温泉があるが、ここは第48代横綱・大鵬が少年時
   代を過ごしたところ。そこには数々の名勝負を映画や写真で再現している川湯相撲
   記念館があるそうだ。
              硫黄山から摩周湖へバス移動(12:35~12:50)
9 摩周湖見学(12:50~1:30)(写真3ー⑲~21)
 (1)摩周湖は周囲20km、海抜351mの世界屈指の透明度を誇るカルデラ湖だ。この
   摩周湖は布施明の大ヒット曲『霧の摩周湖』のとおり、霧で覆われていることが多いら
   しい。そのうえ、日によって、時間によって、また見る場所によって霧の深さが大きく変
   わるらしい。今日は曇り空だし、バスの中からの山の風景は霧に覆われていたから、
   摩周湖の見学はムリ。そう予想したとおり、バスを降りてガイドさんの説明を聞いてい
   た時は湖は全く見えなかった。
 (2)しかし、売店に入りトイレを済ませてもう一度見てみようと外に出ると、何と霧は急速
   に晴れ始め、湖の中央に浮かぶカムイッシュと呼ばれる緑の「中島」の姿がくっきり
   と。これぞまさに天佑!美しい摩周湖をバックに記念撮影を次々と。そして、何とバス
   に乗る頃には、摩周湖には再び濃い霧が・・・。
10 摩周湖から釧路湿原へバス移動(1:30~2:35)
 (1)大満足の摩周湖見学の次は釧路湿原見学のため、バスは国道391号線を南下し、
    約1時間かけてJR塘路(とうろ)駅へ。
 (2)バスの中での昼食は摩周の豚丼弁当(写真3ー22)。
11 ノロッコ号に乗って、釧路湿原見学(写真3ー23~31)
   塘路(とうろ)駅(3:06発)→途中に釧路湿原駅→釧路駅(4:00着)
 (1)ガイド本によると、釧路湿原は約2万年前から3000年前にかけて形成された、日本
    最大の湿原。この地には貴重な植物や野生動物が多く生息し、見事な景観が広が
    っている。
 (2)その見学は、塘路(とうろ)駅からノロッコ号に乗って車中からするものだ。途中に釧
    路湿原駅がある。このノロッコ号は塘路(とうろ)駅とJR釧路駅を結ぶ普通の列車
    で、誰でも乗れるものだが、見どころではスピードを落としてくれるし、説明も十分だ
    からうれしい。ノロッコ号の走るコースと釧路湿原の全景は、下記のパンフレットを
    見ればよくわかる。
 (3)ちなみに、8月4日に観たニコール・キッドマン出演の映画『ペーパーボーイ 真夏の
    引力』(12年)は、南部フロリダにあるスワンプ=南部名物の沼地帯(沼地)がスト
    ーリーの舞台になっていた。そこに住むプアホワイト(貧しい白人)はワニを捕獲して
    生活しているわけだが、クソ暑いジメジメした湿地帯で起きた不気味な殺人事件が
    ストーリーの大きなポイントだった。このように湿地帯というと、何となくジメジメした
    暗いイメージだが、ここ釧路湿原は美しい植物とたくさんの野生動物が生息している
    一大景勝地だ。
 (4)なお、釧路湿原駅で下車し、ウォーキングも楽しむこともできる。ガイド本にはそのコ
    ースが詳しく紹介されているので、時間のある人は是非それにも挑戦してみては。
                          記
 
12 JR釧路駅から国道240号線を北上して阿寒国立公園へ(4:10~5:30)
 (1)私たちがノロッコ号に乗っている間に、バスは別行動で道東のほぼ中央にある摩周
   湖から釧路湿原を南下してJR釧路駅まで進み、私たちと合流。
 (2)JR釧路駅で再びバスに乗り込み、今度は少し西にある国道240号線を北上して阿
   寒国立公園の中にある阿寒湖へ向かうことに。
 (3)この自然の山の中にも野生の鹿やキツネがいるそうだが、お疲れ気味の私たちは
   バス中の1時間20分をほぼ居眠り状態。
13 阿寒湖畔温泉にあるニュー阿寒ホテル・シャングリラに到着(5:30)
   
14 阿寒湖モーターボート遊覧(5:35~6:15)(写真3ー32~34)
 (1)荷物をフロントに預けたままで部屋に入らず、すぐにモーターボート遊覧に出発。
 (2)全体に覆いをかけて湖上を疾走するモーターボートは8~10人乗りのカッコいいも
   ので、所要時間は約45分。その詳細は、下記のパンフレットのとおりだ。
                          記
 
15 チュウルイ島に上陸(写真3ー35~41)
 (1)途中、マリモ展示観察センターのあるチュウルイ島に上陸し、特別天然記念物マリモ
   を見学(写真3ー39、40)。
 (2)ちなみに、チュウルイ島から雄阿寒岳を見学中に宏展弁護士が「タンチョウ」を発見
   し、とっさの技でこれを撮影することに成功!(写真3ー41)
 
16 部屋に入り、ひと休み(6:15~6:50)

17 夕食はレストランでバイキング(6:50~7:50)

 (1)ニュー阿寒ホテル・シャングリラは阿寒湖畔温泉にあるホテルでも一、二の大きさだ
   けに、夕食のバイキングも超豪華。
 (2)レストランは1階に1つのみ。ここにすべての宿泊客を集中させてのサービスには、
   昨日のホテル知床のサービスとは全く違う合理性がある。最後の夕食だということも
   あり、おいしいものを腹いっぱい堪能。
18 アイヌの松明行列参加(8:10~8:50)(写真3ー42~45)
 (1)8月中はアイヌの松明行列をやっているというので、その行事に参加することに。
 (2)各ホテルからの参加者は遊覧船乗り場「幸運の森」桟橋に集まり、そこで待っている
   と湖上から小船に乗ったアイヌ民族の男性3人が松明を持って登場。そこで一定の儀
   式を行った後、約100名の参加者一人一人に液体燃料で燃える松明が手渡され、そ
   れを持って松明行列の行進を開始。
 (3)松明行進は、幸運の森商店街を通りアイヌコタンへ。その間約10分。
 (4)神殿ではアイヌ民族の族長による儀式が行われた後、参加者一人一人が願い事を
   書いた紙を神殿に奉納して終了した。
 
19 アイヌ古式舞踊見学(9:00~9:30)(写真3ー46~53)
 (1)神殿のすぐ隣には阿寒湖アイヌシアター「イコロ」があり、ここではアイヌ古式舞踊を
   やっている。PM9時開演のチケットをホテルで購入していたから、松明行列とアイヌ
   式の神事が終了した後、その観劇に行くことに。
 (2)そんな中、突然「坂和先生!」と声をかけられたのでビックリして振り向くと、そこには
   長い間私の顧問先だった会社のT氏の姿が。彼も3泊4日で私と同じようなツアーに
   参加していたとのことだが、こんなところで会うことができたのは何万分の一の奇跡。
 (3)アイヌの古式舞踊は素朴なものだが、それなりの見どころがあり、楽しいもの。また、
   ラストの簡単な踊りでは観客にも参加を求めたため、私は積極的に参加。総勢約20
   名の踊りは日本の盆踊りのような簡単なものだったが、十分楽しむことができた(写
   真3ー48~51)。
 (4)観劇終了後は、ちゃっかりアイヌ民族のお嬢さんと写真撮影も(写真3ー53)。
 
20 日川民芸店で写真撮影と土産購入(9:30~10:00)(写真3ー5
4~60)
 (1)アイヌの古式舞踊鑑賞後、すぐ目についたのが日川民芸店というオリジナル木彫製
   作販売の店の前に飾られている大きなエゾシカとヒグマの剥製。そこで写真を撮ろう
   としてポーズを取っていると、店のおばさんが「アイヌの服はいかが?」と言ってきた。
   こりゃ何とも親切なことだが、ひょっとして有料?一瞬そう思ったが、どうもそういう商
   売気はなさそうなので「それではお言葉に甘えて」と言うと、服だけではなく、刀も、そ
   して頭に巻くマタンプシという鉢巻まで一式準備してくれたからビックリ。さらに「奥さ
   んは?息子さんは?娘さんは?」と言ってくれた。
 (2)さすがに、そこまでは厚かましいのでは?と思って遠慮していたが、写真を撮ってい
   る間にも「どうぞ、どうぞ」と勧めてくれるので、結局妻も息子も娘も全員アイヌの衣装
   を着て、エゾシカとヒグマの剥製と並んで写真を撮ることに。
 (3)そこまでしてくれると、当然お店の商品を何か買わなければと思うのが人情。そこで
   私は木彫りの小さなキーホルダーを購入。するとおばさんは、さらに「ネーム彫りをし
   ましょう」と言って、私が買った木のキーホルダーに巧みな技でネームを彫り込んでく
   れた。また宏展弁護士は鹿笛を購入。こんなに気持のいいサービスは久しぶりだ。今
   や少数民族となってしまったアイヌ民族は、多くの日本人が失ってしまったおもてなし
   の心を今なお持ち続けているのかも・・・。
21 温泉街の木彫の店を散策しながらホテルへ(10:00~10:30)(写真3ー61~63)
 (1)帰路ではまず、先ほどのアイヌの儀式で族長が座っていた神殿の椅子に座って写真
   撮影を(写真3ー61)。また、大きなふくろうやワシが飾られているアイヌ部落で写真
   撮影を(写真3ー62)。
 (2)さらに、幸運の森商店街にずらりと並んでいる木彫りの店をチラホラ横目で見ながら
   散策。その途中、店頭に食べ物の守り神「アマンカムイ」を置いている店で写真撮影
   (写真3ー63)。これに両手で触れると、願い事が叶い、幸福が訪れるそうだ。
22 温泉入浴、就寝(11:00~12:00)
 
    今日は一日充実した観光で大満足。やっと夜11時になってホテル最上階にある大
   浴場で温泉に。北海道の夜も今日が最後。今夜もしっかり寝ておかなければ・・・。