「ニッポン前へ委員会」提言論文とは?

1.3.11東日本大震災発生から1ヵ月後の2011年4月10日、朝日新聞は「ニッポン前へ委員会」を設立し、「震災からの復興や日本をどう再設計するのかを、さまざまな主張を踏まえながら、多角的に論じあい、紙面で紹介していきます」と報じた。委員は公共政策・社会保障論の広井良典千葉大教授(49)、「デフレの正体」の著者で地域エコノミストの藻谷浩介日本政策投資銀行参事役(46)など、日本の将来を担う中堅・若手世代の人たち9名だ。同委員会は、@東日本復興計画私案とAこれからのエネルギー政策、という2つのテーマで、あすの日本を構想する提言論文を広く募集した。字数は400字詰め原稿用紙で20枚(8000字)まで、締切りは5月10日とされた。

2.この新聞記事を読んで、日々さまざまな復興計画私案を練っていた私は「震災復興担当大臣を国民投票で!」というテーマ思いついたため、それを論文としてまとめ、応募することにした。私のアイディアは、目下のニッポン国が議院内閣制と衆参ねじれ状態の下で総理大臣が1年毎に交代している状態を嘆きながらも、震災復興担当大臣だけは国民の直接選挙で選ぼうというものだ。何度も何度も推敲を重ねて完成させた論文は時機を得たタイムリーなものであるうえ、やる気さえあれば議員立法によって現実に実行可能な提案だと確信する自信作となった。

3.論文提出後、発表を今か今かと待っていたが、その間に政治情勢は6月2日の衆議院本会議での内閣不信任案の提出、その予想外の(?)否決、鳩山前総理による菅総理に対する「ペテン師発言」等々と動いたうえ、震災復興関連法案の審議は遅々として進まなかったため、私の提言はますます現実味を帯びその採用の必要性が強まってきたと感じていた。ところが7月18日に新聞紙上で発表されたところによると、1745本の応募作から最優秀賞1名、ニッポン前へ委員会特別賞1名、優秀賞4名、佳作5名が選定されたが、私の論文は残念ながら落選となった。

4.その後入選論文が次々と朝日新聞紙上で発表されたが、それを読むとテーマ@の「東日本復興計画私案」については、震災復興への具体的対策を前向きかつ希望をもって論じたものが多かった。それに比べると、私の論文は大きな枠組みを論じたものであるうえ、若干政治色が強すぎたかもしれない。論文落選の原因をそのように私なりに分析したうえで、せっかくまとめた論文なのでこれをどこかの雑誌で公表することを狙ったが、残念ながらそれも実現できなかった。

5.そこで今般、8月19日付でこれを私のホームページ上に公開することにした、「震災復興担当大臣を国民投票で!」の目次は、以下の通りである。

1 議員内閣制と二院制は機能しているか?

(1)日本国の統治機構は?

(2)民主主義政治は機能しているか?

2 今こそ衆参同日選挙を!しかし・・・

(1)直接選挙の意義は?

(2)震災復興に向けた目下の焦点は?

(3)「菅降ろし」の政局は?

(4)小泉元総理はなぜ強力だったのか?

3 震災復興担当大臣を国民投票で!

(1)関東大震災では?阪神大震災では?

(2)復興相の「クビの重さ」は?

4 「復興相指名国民投票法」案の内容は?

(1)国務大臣を国民投票で選ぶとは?

(2)復興相の任命方法は?

(3)そんな国民投票の意義は?

(4)復興相の任期は?再選は?

(5)復興相の立候補者は?

5 復興相の意義は?役割・人事権は?

(1)復興相はどんな大臣?

(2)復興相の役割は?

(3)復興相の人事権は?

6 新たな民主主義の地平下で震災復興を!

(1)私案なら明日からでも!

(2)民主主義の地平を切り開こう!

(3)よくも悪くも一人のリーダーで!

7 おわりに

 

6.続いて全文を掲載する。

        「震災復興担当大臣を国民投票で!」

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