2005(平成17)年 年頭のごあいさつ 

                  

 1)  今年2005(平成17)年は、ついに1945年の終戦から戦後60
   という節目の年を迎え、憲法改正問題についての真剣な議論が始まろうとして
   います。

    01年4月に発足した小泉内閣は昨年いよいよ「改革の本丸」と位置づけ
   た郵政民営化に着手し、また地方分権の「三位一体改革」を進めていますが、
   その先行きには不安がいっぱいです。03年11月9日の衆議院総選挙と04
   年7月11日の参議院選挙を経た第2次小泉内閣は、「中二階」と称される「対
   抗馬」不在の幸運や04年11月2日のアメリカ大統領選挙におけるブッシュ
   共和党の大勝利という幸運に恵まれて政権を維持していますが、既に以前の輝き
   は失われています。

  2)  他方、イラクへの自衛隊派遣の延長問題、中国の原潜問題、北朝鮮の核および
   拉致問題、台湾・韓国問題等々、国際問題は緊張を増すばかりで、2008年の
   北京オリンピックがスンナリと挙行できるのかさえ私は不安に思っています。

  3)  更に昨年、日本列島は新潟県中越地震(10月)や記録的な台風の襲来
   (27回)によって大きな被害を受け、国民の心は将来に対する不安でいっぱい
   です。
  4) そんな中、新しい年にはどんな希望があるのかと考えると、残念ながら
  「これだ!」というものは見当たりません。しかしそうだからこそ私は、戦後
  60年の区切りとなる今年は一人一人の国民が真面目に日本の政治や経済を
  考え、自分の持ち場で最大限の努力をしていくことが大切だと考えています。
   すなわち大きな視点でいえば、形骸化してしまった戦後民主主義を見直し、
  本来の民主主義を取り戻すため、一人一人の国民の具体的な行動とエネルギー
  の結集が必要なのです。

  5) そんな大きな夢と理想を描きながら、今年も坂和総合法律事務所のホーム
  ページをご覧下さい。そして現状に甘んじることなく、常に楽しみながら前向
  きに進んでいく坂和パワーを感じ取っていただきたいものです。
    今年1年が、日本にとって、そして皆様にとってよい年となることを心から
  願っています。
    皆様、今年もよろしく御指導の程お願い申し上げます。
                                                      以上
   2005(平成17)年元旦

                          坂和総合法律事務所
                               所長 弁護士 坂  和  章  平