2004(平成16)年 年頭のごあいさつ 

                                                                               
                              
 新年明けましておめでとうございます。
  )昨年11月9日の衆議院議員総選挙の結果、小泉・安倍自民党VS菅・
    小沢民主党の二大政党制への移行=「55年体制」から「03年体制」へ
    の移行が顕著となりました。しかし小泉「構造改革」が成功し、日本が経済
    不況とデフレ体質から脱出できるかどうかの展望は明らかではありません。
    また、イラク戦争後の国際情勢は不透明で、自衛隊派遣を中心とした日本の
    国際貢献のあり方は今年の大きな課題となるはずです。

  2)私たち弁護士の業務や生活に直結する、司法を取り巻く情勢も激変していま
    す。
    まず第1は、いよいよ今年4月からスタートするロースクールです。法曹人
    口の増大(合格者数500名⇒3000名)を前提とした司法試験に変わる
    制度ですが、果してこれが有効に機能するのかどうか、壮大な社会的実験に
    踏み出すことになりました。
    第2は、「裁判員制度」ですが、その制度構成をめぐる議論を見ていると、
    その実現は少し怪し気です。本当に大丈夫でしょうか…。

  
3)こんな激動の時代の中、私は今年3月末をもって弁護士生活30年を完了
    します。25才の時大阪弁護士会で弁護士登録をして以来、一貫して第一線
    で弁護士活動を展開してきましたが、今年1月には55才を迎えます。
    今日まで健康に恵まれて仕事ができたことを何よりも感謝しなければ・・・。

    そんなわが事務所に、私の30期後輩となる、56期の吉岡寛子弁護士が入所
    しました。既に貴重な戦力となっていますが、今年はいよいよ本格的にその
    実力を発揮してもらうつもりです。皆様もどうかよろしく御指導下さい。

  4)私の弁護士としての活動スタイルは、最近大きく変わってきています。
    フィットネス通いによって体力をつけそれを基礎として元気に活動するという
    スタイルは、ここ15年余りで確立していますが、近年は、@出版、
    A講義、講演、B映画、のウェイトが大きくなっています。昨年の『わかり
    やすい都市計画法の手引』(加除式)と『注解 マンション建替え円滑化法』
   (付:改正区分所有法等の解説)は本格的な体系書で、精根傾けてつくった大著
    ですが、今年はロースクール用の教科書である『実務不動産法講義』(仮称)
    に挑戦です。

    また、最近の法曹人口増大に伴う法学部人気やロースクール人気の高まりを背景
    として、『今、法曹界が面白い!』(仮称)を企画し、民事法研究会からの
    出版予定としています。これはうまくヒットすれば大儲けできるかも・・・
    と秘かに楽しみにしているところです。

  5)他方、『社会派熱血弁護士、映画を語る SHOW−HEYシネマルームU』
    は『SHOW−HEYシネマルームT〜二足のわらじをはきたくて〜』の1年後
    の出版でしたが、今年2月には、早々と『SHOW−HEYシネマルームV』を
    出版の予定です。また本格的な坂和流『シネマと法律』の準備も着々と進んで
    います。

  6)大学での講義は、昨年4〜7月の近畿大学での「都市政策と法」の講義と12
    月の愛媛大学での第3回目の「都市法政策」の集中講義を無事終えました。
    今年は、さらに関西学院大学ロースクールでの「都市法」の講義が加わることに
    なりました。

  7)最近すごいのは映画です。「パートU」出版の頃から「映画評論家」(?)
    坂和章平への引き合い(?)が増大し、真っ昼間からの映画会社の「試写室」
    通いの常連となりました。私の訟廷日誌には、「お仕事」としての昼間の新作
    映画鑑賞予定が週に2、3回ということも・・・。

    何せ、昨年1年間で約130本の映画や芝居を観たわけですから、そりゃ、
    すごいものです。エヘン・・・?

  8)こんなわけで、今年も目いっぱい時間を有効に活用しなければとても回転しな
    い状態でスタートしました。事務所から徒歩1分の、最上階を独占した自宅マン
    ションの住み心地も最高です。そして昨年9月には「無用の長物」となっていた
    愛車セルシオも売却し、移動手段はもっぱら「銀ベンツ」と称する自転車です。
    暑い日も寒い日も、雨の日も風の日も、チャリンコをこいでさっそうと走り回る
    私の勇姿をご覧になれば、是非お声をかけてください(もっともメチャ早く疾走
    していますので、見過ごすかもしれませんが・・・)。

    今年も1日24時間という時間を最大限有効に使って、坂和流で頑張っていく
    決意です。

    皆様、今年もよろしく御指導の程お願い申し上げます。
    そして私のホームページを毎月是非楽しみにみていただきたいと思います。
                                    以上
   2004(平成16)年元旦
                   坂和総合法律事務所
                      所長 弁護士 坂  和  章  平